あ、ありがとう…ございます、
( 恐る恐るといった風に手を伸ばすとそっと受け取って。言葉が上手く出ずにぎこちないお礼になってしまった代わりに、微かに目を細めると笑って見せる。次は絶対に飛ばされないように、そう注意深く帽子を被り直し。ふと名前を呼ばれては、少しオロオロとした様子で小さく手を振り首を振り。吃りながらも丁寧に名前の修正をしては、最後に小さく「改めまして、リンファお姉さん。此の度は本当にありがとうございました」なんて言葉を述べてぺこりとお辞儀。)
あっ、えぇと…すみません。私イヴ・チアパスコと申しまして…。あぁでも…イチコも正解ですので…。
>>37 リンファお姉さん
>>40-41
「はぁ...教育がなってないのか?こいつじゃなくてお兄さん、だろ?」
(出会ったばかりなのになんて物言いだ、なんて心の中で思っていたことがボロボロと出始めて。イチコの方へと向き直ると膝をつき、すっと体をおり、最敬礼をしながら挨拶。)
「イヴ・チアパスコ様...ああうざったいか...?僕もこの挨拶は苦手、だが...」
(布の擦れる音を立てながら立ち上がり、なんて呼べばいい?なんてぶっきらぼうに呟き。目をわざわざそらしているところからはあまり会話が得意そうではなさそうな雰囲気が漂っている。そのあとふと思い出したように「シエン」とだけ名乗り、ぽりぽりと頭をかく。生意気な子は対処しやすいけど、行儀がいいこはどう接すればいいかわからないなぁ、とリンファの方をちらりと横目で確認しながら、いじめっ子のような表情でそう言う。)