【用語解説】
1.『アヴァロン大陸』
物語の舞台となる王国がある大陸。この大陸に住んでいる割合は人間が最も多く、その次に獣人、ドワーフ、エルフと言うように様々な種族が住んでいる。
2.『セレスティア王国』
アヴァロン大陸の中において南東に存在する王国。
平原と森林が大半を占めているため農業に長けている他、港も所有しているため、漁業や交易の中心にもなっている。
聡明かつ慈愛に満ちた国王が病死した事で第一王子(王女)と第二王子がその座を巡って対立するようになり、第一王子(王女)の元には既存の調和と平穏を求める貴族や兵士達が集い、第二王子の元には軍需企業や覇権主義的な貴族や野心に満ちた将校が集い、国内では一触即発の状況が続いている。
3.『光の宝珠(セフィラ)』
世界において十個あるとされる虹色に光輝く小さな宝珠。
神秘的な力を持っており、様々な奇跡を起こす力があるとも言われている。かつてその宝珠の力を用いて不老不死になった者が居たと言う噂もあり、その伝承を信じて各地を旅する者もいる。
4.『世界樹セフィロト』
セフィラを全て集め、この樹に捧げる事であらゆる願いを叶えると言われ、この世界の何処かにあると言われているものの、誰一人としてこれまで見た者が居ないため、その実在性さえも疑問視されている。
このセフィロトを見付けたと言う古の勇者(後の初代セレスティア王国の国王)が残した手記も年月の経過によって読めなくなってしまっている。
『魔帝国アバドン』
北東にある荒廃とした死と闇が支配する大陸「暗黒大陸ゴグマゴグ」を本拠地とし、世界各地に活動拠点を持ち、セフィラを求めて虐殺と略奪を繰り返す世界最強にして悪名高き帝国。