「師匠、どうしてですか?」
「何のこと?」
「最初は信じたくありませんでした
ですが、貴方以外考えられない」
ふたりきりの部屋で背中から突風がニャル子に話かける
ニャル子はいつものように明るくはぐらかすが顔はよく見えない
「最初は貴方では無いと思って
白だと信じて他の人を疑っていました」
「うん」
「ですが、他の人を疑えば疑うほど貴方の黒がはっきり見えてきました」
「でもさ、それ他の人に言った?」
「いえ」
「私が人狼ならもしかしたら噛まれちゃうかもよ」
そんな風に告げるニャル子を見て突風は小さくため息をつく
「構いませんよ
その時はその時です
師匠に咬まれるのも、爪を立てられるのも慣れてますから」
「馬鹿……」
突風の匿名は無残な姿で見つかった
台詞の感じが突風に似すぎてやばい、制作おつ!ごちそうさま