しゅしゅたん←稲荷←天使的な
「稲荷神様は貴方は何故仮面男に執着するんですか?!人間はすぐ死んでしまう。そしたら悲しむのは…!」
私は今までにないくらい声を荒げた
稲荷神様はしゅしゅたんに恋をしている
私の方がずっと一緒にいるのに。私の方が貴方を好きなのに
貴方に一向に振り返らないあの男じゃなくて私を見ればいいのに
そんなやりきれない気持ちを叫んだ
だが彼は外見にそぐわない妖艶な笑みでこう言った
「あやつが人間だから、私は恋をするのである
しゅしゅたん殿がすぐに逝ってしまうのもわかっている
ただ私は人間ごっこがしたいのである
長い神生……刺激がほしいものぞ」
神様は残酷だ
いいなこれすごくいい…!
泳げないため海の家に引きこもる聖書のそばに突如腰を下ろすしゅしゅたんが、「僕も海は苦手なんですよね」と笑いながら聖書に開けてある冷たいラムネを渡して、自分もラムネを開けてゴクゴク飲み、聖書が白い肌を微かに赤らめながら嬉しそうにラムネをチビチビ飲むシーンを想像。
多分しゅしゅたんはしばらく寡黙と談話に興じても、寂しげな聖書にすぐ気付くタイプ。
そして一緒にいてあげる。
しゅしゅ聖書はジャステイス。