匿名民のCPを勝手に作るスレpart9

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489:匿名の腐女子:2016/07/16(土) 00:07

ぼたゆりだけできた


亡き牡丹の手を取り、百合好きは涙を流していた。だがその顔に悲しみや怒りといった感情はなく、ただただ無感情に涙を流しているだけだった。
「…ぼたりん…大丈夫、きっとまた生き返る…」
この世界は、人狼に喰われたり、占われ溶けてしまった者、吊られてしまった者が生き返る世界。そして、死んだ記憶が残り、また新しい村を作りそのことを永遠と繰り返す…そんな世界なのだ。
普通のものなら気が狂うが、皆は自身の愛しいものや友人を思い浮かべ正気を保っていた。
百合好きはそんな絶望の世界で、気が変になりそうになるのを感じながらも牡丹の笑みを頭に浮かべ正気を保っていた。
「………ん、あれ…ゆりりん…あ、っ私、また、人狼に…!」
目の覚ました牡丹は、もう600回は繰り返しているのにまだ慣れないらしく、パニックを起こす。
それもそのはず、吊るにせよ、溶けるにせよ、人狼に食べられるにせよ、生きたまま苦痛をじっくりと味わうのだ。
自身の体に異変や痛みはないにしても、喰われたショックというものは大きく、度々パニックを起こす者も少なくない。
「ぼたりん、落ち着いて…大丈夫だから…」
百合好きの言葉で落ち着いたのか、息が正しくなる牡丹。百合好きはほっと一息付き、安心したように笑みを浮かべた。
「もう、こんなのやだよゆりりん…」
牡丹は悲しみで顔を歪ませ、瞳から涙を次々と流す。
「うん、私もだよぼたりん…でもさ、私がいるから、安心して…?」
牡丹は百合好きの方を見、百合好きに抱きつく。
「うん。そうだね…ゆりりんと一緒なら、こんな世界だって幸せになるよ…」


あなたとなら幸せです【ヒヤシンス】 ぼたゆり


匿名の腐女子:2016/07/16(土) 00:08 [返信]

うおおおおおおおおお


匿名の腐女子:2016/07/16(土) 00:14 [返信]


GJ、すげぇwwww保存したい
やっぱりぼたゆりは素晴らしい


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