いっそ○ね。
吐き棄てながらも目からは一粒、二粒と涙がどんどん零れ落ちてくる。それが頬を打って心をどんどん冷ましてくれた。なんとか拭ってあげたかったが、もう指の一本すら動かすことは億劫だ。
すまないと、喉の奥に謝罪を飲み込む。
陽炎が僕の上に跨って首を絞めてくる。両手を重ねて丁寧に圧をかけてくる。殺意を孕んだ目でこちらを睨みつけながらも泣いている。なんで泣くのだろう。陽炎は僕が憎いから殺すのだろうに。
力がジリジリ強まるにつれ、僕の意識は綿のようにどんどん形が不確かになっていく。消えるまであと少しだろう。気管ではなく血管を絞められ、死が目前に迫るというのに気持ちよかった。何より、好きな人に殺されるのならば本望だ。ああ、本望なのだ。
明太陽炎でヤンデレ的なのを書こうとして時間がなかった(><)
完成楽しみにしてるから^^