付き合ってる全店舗の束縛系knem投下、ちょっと事後表現あるので地雷の方は飛ばしてください。
「なあemさん、どうして俺の愛を分かってくれへんのや?」
俺は今emさんに暴力…恐らく世間一般で言われる所のDVをしている。
でもこれは仕方のない事なのだ、
俺は自慢じゃないが、相手に自分の気持ちを冗談も織り交ぜて伝えられるような話術も余裕も持っていない。
だったら、俺が愛を伝えられる手段は一つしかなかった。
「…kn、さん…?…な、んで、こんな酷い事するん、ですか…?」
そうして俺が自分の気持ちを伝える為に行き着いた先が暴力だった。
現に俺は今、可愛い可愛い俺の恋人が疑問を問い掛けても尚、殴る準備をしている。
きっとemさんは怖いだろう、お互い愛し合っていた恋人に、本気で拳で殴られるのだから。
「……うるっ、せえわ……」
「や、やめでください……息、くるしいで……」
俺は思いの外苛ついていたのかもしれない、気がつけばemさんの首を思いっきり締めていた。
「……そういえば、emさんなぁ…首締めたら、中も締まるらしいでぇ?」
「………ごめんなざいお願いじまずぅ!それは…ぞれだけはぁ!靴でも何でも舐めますがらぁ!」
emさんはもう既に呂律の回っていない声で、綺麗な顔を涙でぐちゃぐちゃにして叫んだ。
嗚呼そうか、emさんにとっては俺がこんなになってしまったのは初めて抱いた日からやもんなぁ。
今では懐かしいわぁ…えーっと、確か……
確か初めてemさんを抱いた日は、まだ口付けすら碌に交わしていない時だった。
せっかく恋人になったのに、他の人間にも俺にも同等に接するこいつに腹が立って、無理矢理……
「あのですねknさん、今日はosさんとutさんと一緒にお菓子を作ったんです!」
ふわりと漂う甘い洋菓子の香り、喋る時に忙しく動いている柔らかそうな桜色の唇、
俺にだって性欲くらいある、その時たまたま我慢が効かなかったのだ。
「……?knさん、いきなりどうし…?!」
賢いemさんは俺がemさんをソファーの上に押し倒した時から、何をしようとしているのか分かったのだろう。
「…knさん?辞めて下さい、離して下さいってば!」
こいつは俺の予想通り、必死で身体を動かして抵抗して来た。
でも俺とemさんの体格は天と地の差ほどある、その細い腕を押さえ込むのは思いの外簡単だった。
それから、俺は……
「嫌だ誰か助けて下さい誰か何で私がこんな目に助けて何で」
ソファーから気だるく目覚めた時には、emさんは半狂乱で助けの言葉を呟き続けていた。
身体中にはびっしりと赤いキスマークが散らばらされている。
俺、意外と独占欲強かったんやなぁ。
そんなどうでも良い事を想いながら俺はemさんに近づき、耳元で囁くと言った。
「なぁ、emさん、」
「真実を言うのは、俺だけやで?」
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意味の分からない終わり方になってしまった……とりあえずutem下さい。
はぁぁぁぁぁぁぁ⁉なんなん⁉
神かよ…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)