>>6
誰もいない列車の中にアナウンスが響く。君は寝たふり。首筋に当たる心地いい日差し。ずーっと続けばいいのに、なんてね。
お題
こちらの本カバーをおつけしますか?
「あ、お願いします」
レジに立っていたのは、見覚えのある学校の後輩。少々の気恥しさを覚えつつ会釈する。普通の漫画でよかった。
家に帰り本を取り出すと、ブックカバーの隙間から何かが滑り落ちた。不思議に思って見ると、それはLINEのIDが走り書きされた紙だった。
お題:「アテンションプリーズ」