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白狼(びゃくろう)
地の獄から人の世の様子を監察する為狼に紛れごく稀に表れる獄獣(ごくじゅう)。
その姿は白い狼としか言いようがないが、満月の夜になると人の姿になると言われている。
普段は優しく、人になつきやすい性格だが、一度怒るとこの世が滅ぶとさえよばれている。
狼の姿での目撃談には「触れあった」、「じゃれあった」、などの報告があるが、人の姿に関しては「森で見かけ様子を見に行った仲間が帰ってこなかった」、「こっそり見た」等の間接的な体験談しかなく、この事から、「人の姿の白狼を見れば最後。八つ裂きにされ二度と帰ってこれない」とよばれている。