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ゼウスの怒りとは宇宙歴570年
太陽系軍とアルファケンタウリ・シリウス連合の戦いで使用された決戦兵器だ。
木星の衛星エウロパの海の底にある軍事要塞リュウグウで製作されたその兵器は核融合の力を使う強力なビーム砲で、射程1天文単位の超長距離砲として開発されたが発射時の衝撃に耐えられる宇宙戦艦が存在しない事が判明し、やむを得ずガニメデにゼウスの怒りを設置、固定砲台として使用することとなった。
実際に使用されたのは2回だけだが、アルファケンタウリ・シリウス連合の宇宙船大小合わせて20隻を撃沈した。
また発射の際にガニメデの軌道が僅かに木星側にずれたとも言われている。