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殺戮の刄(プレディカドール・ヘノシディオ)
ある夏の日、ごく普通の少年○○は異世界から来たと言う魔蟲プレディカドールと契約し魔蟲騎士となった。
魔蟲騎士とは魔蟲と契約しその力を使う者達の事だ。
少年との契約の内容はプレディカドールの擬態と切断の力を与える代わりに、力を使う度に人を一人殺さなければならないと言うものだ。
プレディカドールの力が発現すると少年の体が緑色の強固な外骨格に覆われ、両腕には殺戮の刄と呼ばれる触れた物すべてを切り刻む鎌が出現する、鎌は大きさを変える事ができ、敵に合わせて使い分けることであらゆる敵に対処出来るとされている。
少年はこの力を使い、街の平和を脅かす怪物と戦った、自分の体がプレディカドールの魔の力に蝕まれているとは知らずに。
そして精神まで蝕まれた時、少年は怪物の正体と殺戮の刄の本当の意味を知るのだろう。