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アインザームカイト・クロイツとは「アインザームカイト魔術学校」の生徒が最初に手にする十字架型の『魔術触媒』である。
魔術触媒とは魔術を使うのに必要な『術式』の構築をサポートするアイテムの総称、その大きさ・形状は様々で大きな物は家一軒程の大きさがあり、小さな物は豆粒程しかなく指輪などに組み込まれている。
アインザームカイト魔術学校の生徒がこの十字架を最初に手にする理由はアインザームカイト・クロイツが魔力を増幅する能力を有しているためで、入学したばかりの生徒は魔力量が少ないため、この触媒を用いて魔力を増幅し術を使うからである。
なお、アインザームカイト・クロイツには複数の触媒を同時に使用した際に発生する『ブルックス・アレクシンザー現象』の発生を抑える効果があるがこの事はあまり知られていない。