アンドレイ・ヴィクトリエ=バーツ
ニューヨーク近郊のスラム街に潜伏している脱獄王の異名を持つ連続殺人犯。
その容姿は背中に刺青があるスキンヘッドの白人で身長は178cm、年齢は32歳
彼はこの10年間で35回も刑務所に入れられたが【prison breaker】と言うあらゆる拘束を無効化する能力を有していたためすぐに脱獄出来たのだ。
脱獄王の最後はあっけない物だった、
いつものように獲物を探していたアンドレイは危険な夜のスラム街を一人で歩く東洋人の少女を見つける。
しかしその少女は何かが違う、能力者だ、だがそんな事今の彼には関係なかった。
アンドレイに気付いた東洋人の少女は何もない空間からナイフを取りだした、少女の能力が無から武器を作り出せる能力だとすると相当上位の能力者ということになる。
だが彼には勝てるという絶対の自信があった、格闘技は得意だったしボクシングに関しては州大会で優勝する程の腕前だ、それに拳銃もある。
しかし勝負は一瞬で終わった。
その少女はアンドレイの蹴りをギリギリでかわすと何もない空間から剣を取りだし顔色ひとつ変えずにアンドレイの心臓に突き刺した、即死だった。
アンドレイの遺体は棺桶に入れられたが、翌日その棺桶の中にアンドレイの姿は無かった。
それから3日後、スラム街で背中に刺青がある白人男性の死体が見つかる、アンドレイだ
彼は最後の瞬間まで世界一の脱獄王であり続けたのだ。