元は大学の辺鄙なサークルだった。 「オカルト研究室」とか言うくだらない遊びの様なものであった。
しかし、その中でも熱心に「魔女」や「吸血鬼」について研究する者が居たのである。 まるで何かに取り憑かれた様に。
捨て子であった彼は人間と触れ合うことを極端に嫌っていた。 「人のぬくもり」と言う物を嫌っていた。 しかし、人外の物ならば愛せるのだ。 彼は段々と研究にのめりこんで行った。
彼が研究を始めて数年、 ある事実に気づく。 「能力者」の存在だ。
能力者の存在を知り、これまでの魔女などの文献と照らし合わせた所、何もかもが一致した。 彼は、能力者の力を羨んだ。
しかし彼は能力者ではない。 その事実はどうしても変えがたい事実なのだ。
恨めしい。 恨めしい。 自分を捨てた親、能力者の存在、この世界のすべてが。
「そうだ、自分を改造しよう 自分を人間でない存在にしてしまえ そして、能力者全てを粛清してやる」
元々機械系に強かった彼は自分に賛成する有志達と共に体を機械化した。
「我々がこの世界を創り変えるのだ このくだらない世界を このつまらない世界を」
あとはもう宗教の様にぞろぞろ人間が増えていって「grim-gears」と言う団体が出来ていった感じ
改変可能 今日ぼんやり考えてた
「なりきり」だから過去よりも今の設定がいいかな