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【分かりました。とりあえず話を始めてしまいますね。】
…ほう、この広い校舎、広いグラウンド。
ここが例の霧ヶ丘学園と言う所ですね。
上からの命令で来たと言うのに、あまり魔力を感じ取れない
土地が素晴らしいという訳でもなく、人間の通う他の学校と変わりないですね。全く。本当にここなんですか?いふ。
…まあ確かに、こんなに広い校舎。間違える訳もないですね…。それもそうだ。
(…僕の名はふぃあ。希望の門の番人をしている者である。
なぜそんな番人がここにいるかというと、ここ。霧ヶ丘学園にはこの世界を乱そうとする能力者達がいるとの噂があるらしい。それを聞き付けた上司が、一応という事でクレイシス様に調べるようにと命令をした。が、クレイシス様も暇ではない。僕たちをまとめ、情報を整理しなくてはならなかった。そんな訳で結果、一番暇そうな僕。ふぃあが内部調査、つまり入学する事になってしまったのだ。)
まあ、実際に暇っちゃ暇なんですけどね…。
…ハア。これは無駄足かもしれませんね、ですが仕方がありません。何日間くらい生活をして、上には適当に言っておきましょう。それでいいですね、いふ。
……。 さてと、学校の前で突っ立っているままと言うのは邪魔になりますね、職員室を探しにいきましょうか。
これは探すのに相当時間が掛かりそうですね、今が2時なので…。さて、何時までに見つけられるでしょうか。
タッタッタッタ…。
【…こんなんでいいのでしょうかね。。。】
「あら、貴方見かけない顔ね、転校生さん?」
校内をうろついている見慣れない顔の生徒を見付けたため声をかけ