金剛石(ダイヤモンドの学ラン生徒)
あそこの男の子は原石、あの女性も原石。広い土地に縦に長いビルが立ち並ぶ中一人の学ランの男子生徒はぶつぶつと呟く。彼の瞳はダイヤモンド。彼は意識をしていてもしていなくともその人が磨かれる前かあとかを見分けることができる。だが、この世界には彼の中で原石と呼ばれる者が多い。…というよりもほぼ原石なのだ。原石というのは、ごく普通の平凡な人間をあらわす。彼がダイヤモンド、そう呟いた人間は何かしらの能力を持つ人間。だが、原石が全く何かしらの力を持たないわけではない。どんな原石だってよく磨けば輝くなんて言うように、努力すれば能力というのは授かれるものなのだ。だが、元からダイヤモンドの人間もいるし、突然能力を得た者もいる。あなたの努力次第、そういう事だ。ようは諦めずに努力をしろという事だ、何事にも。彼は能力者の集まりを作ろうとしている。きっと君もその組織の一員になれるだろう…。
3点
>>11
6点
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