>>94 「!」 迷いなく腕を鎌で切り、大きく後退する
「 安全の時間もおしまいの様だね 」 そう言いながら天魔の羽で宙に浮き、ロウジュレイルに咲いた彼岸花をガッと取り外し、地面に落とす。 地に着いた瞬間、彼岸花が光るのを確認して口を開く。 「 涙思華 」 そう言うと、一面に薄赤の彼岸花が咲き誇り、自身以外の魂を吸い取り始める。