...不定形な森...信じられないような者共の数々も、魔王様の心だからこそ出来たもの...
「……この森には、夜しか訪れないだろう? 自分で言うのは可笑しいのだが…… 私は病んでいるんだ」 彼は力なく笑っている。 「……この閉鎖された世界で、生きていくことを選んだからな……」