ミカエル『………ねぇ、幽霊さん、君の目の前には君に干渉できる『お迎え役の天使』がいるってこと、わかる?』
女王は、笑みを崩さない。 「……あなた、何か勘違いしてない? 私は幽霊じゃないのよ?」 女王はその手でミカエルに触れてみせる。