俺が悪いのは全部自覚してるぜ? お前らに非はねえよ
「……それならば良かったのだが」 魔王は自分の分の紅茶も出し終え、それを口にする。心を沈めるために。 紅茶を飲み終えたと同時に、ソファに持たれかかり窓の外の月を見る。 「しばらくは天体ショーが楽しめるんだったな。ここならば最大限に楽しめる。森の散策でも行ってくるがよい 私は次こそ眠る」 そういい、カップを片付けて床へと向かう。