... (魔王の後ろにこっそりブラックサンダー一箱を置き、調理場に戻る)
「……?」 魔王が後ろへ少し手を下げたとき、箱が指に当たる。 不思議に思い、振り向くと、ブラックサンダーが一箱置かれていた。 「……ニャル……?」 変わらぬ様子で調理してはいるが、魔王はすぐに気がついた。 「……いっぱいちゅき」