「……苦労なさってお出でですね、馬と鹿たち、とは…
運びの手伝いはさせて頂きます…いらぬ苦労はするだけ損ですよ?」
( すみれを断頭台の方へ背を押し…)
「…正気も正気と」
【ぬち'' ゃ ぁ 】
「正気ですから言っています」
(自分の首を【引き抜き】、骨や臓物見えないまま元へ戻す…)
「人が死なぬタイミング、生命《保障》の方法をこの身で確立させたからこその
『体験』です、私めは無害な殺生を好みませんから…」
(「まぁ、命あっての物種ですから、死なせることはありませんよ」…言えば、
すみれの体を優しく前に倒そうとして)