>>all様 【茄子の初回です…!色々とヤバイ奴ですが、仲良くしてやってください。】
…ふう、仕事前なのに疲れちまったナスよ。…とりあえず、店長に遅刻だって連絡しなきゃナスね。
(今日も今日とて、退屈そうにアクビをしながら職場へ出勤中、ずるずると何かを引きずるような音が路地裏から聞こえたので、「なんナスかぁー?」と少し路地裏を覗いて見ると、音の正体は黒い人間の上半身が、泥の様に溶けている下半身を引きずる音であった。ヤツは茄子を見るなり目の色を変えると、泥水が滴る腕をゴムの様に茄子の方へと伸ばし、襲いかかってきたが、にやりと茄子は仕事用の鞄からきらりと光る串を二本取り出し、その串を手からの熱で真っ赤にすると、右手で握っている方の串でヤツの腕を溶かして乾いた土にすると、頬に付いた泥を右腕で拭うと、「まだまだぁ!」と、今度は左手の串でヤツの上半身を何回も串刺しにして乾いた土にし、その上に疲れた様に腰掛けてスマホをいじって)
「そっそのモンスターさんは……バッバッドファンさんです!
ほっ本当は悪い子じゃないので……」
うさ耳の少女が黒い怪物への茄子の反撃を止めよとした
…よし、何とかバットファンを押し付ける事が出来たか…にしても中々厄介な奴だったぞ…
(影からバットファンが息絶える所を確認し、ほっと息をつく。
危なくなったら助けてやろう、なんて考えていたがこの影から自分が出来る事と言ったら掩護ぐらいだな、などと考えながら茄子の元に近づき、声をかける)
…あんた、大丈夫か?随分見かけないソファだが…
【初回投下ありがとうございます!】