>>679
「あっスナイパーちゃんさんに影ちゃんさんですね……
よっ良かったら、私のおうちにお連れしましょうか?
エリーゼ、お勉強は苦手ですけどお二人が優しい方だって言うことはどなたよりも知っていますからね……。」
(エリーゼは当てもなくさまよう二人に優しく声をかけた)
「……エリーゼちゃん。いいの……?」
(迷惑かかっちゃうかも、と言う)
「ぼっ僕なんかにぬくもりは似合わないよ。君みたいな素敵な微笑みは僕に向けられるにはあまりにも眩しすぎるからさ。
……誰かを傷つけるために生まれた人造兵器でしかも君たち勇者を倒せと忌まわしい運命に命令されている存在……それが僕さ。
僕のような禁忌の存在が、君のような英雄に救われてはならないよ。僕が救われていい相手は【死】だけだからさ
それに、ぽっちゃり猫さんは、君は自分の右目に宿る力で誰かを戦いに巻き込んでしまうのが怖くて……ずっと力を封印していただろ。僕なんかがあなたに関わってしまったらあなたは封印を解かなきゃいけないよ……僕を覚醒させようとする奴らとの戦いにあなたを巻き込んでしまうから。
僕は君のような素敵な英雄と交わる資格なんか星屑のかけらほどもないのさ。あるのは君に滅ぼされる資格だけだよ。」