『あーらら、せっかく綺麗だったのに』
(口を少し尖らせて不貞腐れたように呟く。そして)
『【火焔魔法】「獄炎」』
(地獄を焼く焔。其れはとても黒く暗く、飲み込まれそうな闇を纏って彼女の身を焼く。)
『痛い?痛くない。忘れた?忘れてない。』
(ブツブツと自問自答を繰り返しながらその身を焼かれ続け、火達磨状態に成った瞬間、槍と鎌を握りしめ、真っ赤に熱された其れと共に1つの隕石の様にゆーねぇへと勢いよく突進していく)
まぁ、血まみれな化粧してる私の方が十二分にだるまさんな訳だが。
(言いながら片足を上げ、靴の底をあるの腹にめり込ませる形で静止させ、相手の背後に大きな壁を地面から生やすと、そのまま腹を踏みにじる形で壁に押し込み、槍の先端部をあるの眼前にむけて