>>31
『 どいつもこいつもオレたち、ホームレスを見下してやがって。テメェたち全員金に支配されてんだ。テメェたちこそ、底辺なんだよぉ! 』
( ホームレス?
怒りと共に空気に漂う異様な匂い。
これは「 お酒 」と呼ばれるものの匂いだったのか。
胸ぐらを投げ離されたぼくは地面まで転がる。
そして、おじさんは黒ずんだ拳をおにいさんへとぶつけかかった )
初めて見るケンカ…、
すごい、すごいなっ!
金だと?知らねえなぁそんなもんは。
(向かってくる拳をかわし、鳩尾に一発)
俺を支配すんのは俺だけだ。勝手なこと言ってんじゃねェよ。
(顔面を抉るような一撃)
大体おめーが落ちぶれてんのを周りのせいにして鬱憤晴らしてるだけだろーが。
全部世界のせいにすりゃ満足か?都合がよくていい話だなァ。
(胸ぐらを掴み顔面を何度も殴る)
今こうやって段ボールの上で寝て起きて、街灯がチカチカうぜーって思いながら嘆いてんのも全部おめーが悪ぃんだよボケ。ギャアッハハ、てめぇが!!雑魚だからだろ!!ギャハハ八!!!
(おじさん原型を留めていない)