「あはは、それは光栄だ、どうせまだ2人なのだし、また次の人物が来るまで、少しお話をしよう、…………おそらく、君には話さないといけないこともあるし」 (そう言って、ティーカップを手に取る、先までは『己1人分』しか無かったのに、彼女が来た瞬間、2人に増えている、テーブルも椅子もそうだ、きっと、人が来るだけ増える仕組みなのだろう、珍しいものだ) 「ふむ、美味かな美味かな」 (紅茶を注ぐ、好みの味だ)