「!あ…迎えが来ましたね」 声のするほうを見れば。いつもの、 「…それではお姉さん、とてもよい時間をありがとうございました」 綺麗にお辞儀をして、その場を立ち去ろうと─ 「あ、そうだ」 「わたし、龍洞院栞です、また、どこかでお会い出来れば」
「 ええ、ではまた…私は梁 雪梅と申します。以後お見知りおきを」 ( そうつげ優雅にお辞儀をし手をふりその場を去る ) 「またの機会をまってます」