今から私は諸君に
永遠とやらを教えてやろう
そうなのだ
宇宙は孤独だ
私が救ってやらねばならぬ!
全ては無へ向かう、
全ては崩壊へ向かう、
全ての希望は没落へ向かう…
諸君!
君たちは一度たりとも考えたことはないか?
宇宙は死へ向かっているのに、
この世界に永遠などあろうか?
あたかも永遠を装い、
それに疑問を覚えつつも、
それを欺瞞で隠す、
それが君たちではないのか?
人々は明日を見て歩めという。
しかし私は言う…!
我々に必要なのは紛れもなく
死の練習のみなのだ…!
ああ
この窒息しそうな真理
私は戦慄を覚える
廃墟の心持ちで!
もし諸君が私の言葉を
誠実と認めるならば
是非私のために立ち上がって欲しい
諸君のために私が立ち上がったように!