「……俺なら時を返せると言ったら、どうする?」
「………」
「そうこえー面すんなよ。もしもの話さ」
「……戯れ事に付き合ってる暇はない」
「俺から言わせりゃ、お前のやってる事も立派な戯れ事さ。
意思を継ぐだか知らねーが、こんな残骸の星護って、一体どーなるってんだ?」
「……確かに、失った物はもう返らない。でも、銀ちゃんは、きっと帰ってくる」
「千鳥足で、ゲロ吐き散らしながら、きっと帰ってくる。
その時、この星に誰も居なくなってたら、酔い潰れた馬鹿に誰が毛布かけるのよ……」
「……ここは俺達とあの人が出会った星だ。
俺は万事屋の故郷を……万事屋である事を、捨てるつもりはない」
泣いた
感動はしたが泣かなかった((