精霊と契約を結ぶ「精霊使い」の養成校「アレイシア精霊学院」に通う少女。長い赤髪が特徴。猫の形をした炎の精霊「スカーレット」を操る。
精霊使いとしての実力は極めて高く、学院内での成績はものすごく高い。さらに戦術を立てることも上手く、その才能は、個々の能力は高いが同時に非常に癖の強い個性的なメンバー(ただし、クレア自身もその範疇に入る)が所属する「チーム・スカーレット」を動かすのに多いに役立っている。
俺(カゼハヤ・カミト)と出会った際、裸を見てしまった事から彼を消し炭にしようとし、奴隷扱いするなど性格はワガママで気が強いが、本来はものすごく繊細な心の持ち主。また、俺と出会う前は孤独であり、彼女は周りに対して常にピリピリとしていた。しかし、俺と出会ったことをきっかけに、リンスレット・ローレンフロスト、フィアナ・レイ・オルデシア、エリス・ファーレンガルトと親しくなる(ただし、リンスレットとは初めから仲違いしていたわけではなかった)。心を許した仲間ができた影響か、現在は初めのころのピリピリした雰囲気はなくなった。
本人は貧乳なことを気にしてるけど、クレア(クレア・ルージュ)は同性が羨む程の愛らしさを備えてる娘だ。
「クレア・ルージュ」というのは偽名であり、本名は「クレア・エルステイン」。偽名を名乗っているのは、姉「ルビア・エルステイン」の起こした事件のせいでエルステイン元公爵家が世間から忌み嫌われているためで、クレア自身もリンスレット以外の学生から冷たく当たられている。精霊剣舞祭への参加や、そのために、スカーレット以上の力を持つ精霊を欲していたのには、その事件が大きく関係してる。