「よし、分かった。明日君が目を覚ますころには、望んだ世界が広がっているよ。」
神様はそういうと消えてしまった。
次の日女の子は、
昨日の事件は報道されるかもしれないけど、今日からはそんなことないはずだわ。
と、ウキウキしながらテレビをつけた。
すると、笑顔のままのニュースキャスターが原稿に目を落とすと、笑顔のまま報道し始めた。
「今日午前六時ごろ○○駅で通り魔事件がー……」
なんで…?こんなこと、ないはずなのに……!
女の子はようやく自分のおかした間違いに気がついた。
ヒント…これからもたくさんの殺人事件がおきました。