先輩のお話なんだけど
平凡なサラリーマンのsの
最寄り駅には毎日変なホームレスのおじさんが住み着いてたんだって。
おじさんはすれ違う人一人ひとりに
何かをつぶやいてたんだって、
ある日sはおじさんが何を言っているのか気になって
ちょっとおじさんに近づいてみた…
そしたら
ある太った人が通りかかったときに「ブタ」っていったの
次に通りかかったガリガリの人には「野菜」って言ったの
まぁsは何だこいつって思うの
次の人には「人」、その次の人には「かぼちゃ」、
そしてその次の人には「牛」って言ったの。
意味不明だったけど面白くなってそのおじさんに
「その能力ちょうだい。」って話しかけたの…
そしたらそのおじさんはsの頭をなでてどっか行っちゃったんだ…
次の日sはすれ違う人達の昨日の夕飯が
分かるようになったんだって。
おしまい…
それは意味がわかると怖い話だね