自宅に帰ると、私は絶望した。
家中が荒らされている……いや、まさかそんな。
ちょっと家を空けただけで、空き巣が入るなんて……想定外だ。
「……どう、しよう」
家の中に足を踏み入れて、ドキドキしながら居間を覗いた。
……駄目だ、ここも荒らされている。
どこまで進んだんだろう、と思い足を進めるが、荒らされていたのは居間までだった。
「……なんでよりによって今日なのよ……」
荒らされている部屋に横たわる母親の死体を見ながら、私は涙を流した。
ある日に、計画的に主人公が母親を殺害した。
殺害後、主人公は、死体遺棄する為の更なる準備の為、一度外出する。
戻ると、空き巣に入られていた…
よりによって、空き巣という想定外な訪問者により、自分の犯行現場を目撃されてしまい…
練りに練った計画が台無しとなり…困惑して涙する主人公。
どうでしょうかね?