28:サビぬき。 ◆KW/I:2008/11/05(水) 00:48 ID:kfQ
…引越しもひと段落したのでレス。
『赤壁の戦い』かぁ〜♪ 西暦208年(日本では卑弥呼の時代)に起こった、
『蜀(劉)+呉(孫)の連合軍VS.魏(曹)軍』の一大水上決戦であり、
「三国志モノ」最大のヤマ場でもあるワケなんだわ、コレ。
で、“蜀・呉軍×魏軍”の戦力比は、“2対1”ではなく、“数万人VS.50〜80万人(史実20万人)”
なんて圧倒的な格差があったからこそ、物語としても面白いんだねー。
とりわけ、史実以上に「三国志ストーリー」の聖典(バイブル)的な『三国志演義』なんかでは
エピソード満載の登場人物が多すぎて、尺(上映時間)に納まりきらず、劇場映画化不可能とさえ
云われている「中国戦国時代中盤のクライマックス」とも称される大活劇なんだよな、この戦いは♪
『レッド・クリーフ』の内容は知らないけれど…既存の物語上では、主役は圧倒的に“諸葛亮孔明”ッ!
軍監使節として蜀国から呉国に派遣された後、嫌戦ムードであった彼の国の国論を主戦論に塗り替えさせ、
「二日で“十万本の矢”の調達」や「呉の提督・周瑜(しゅうゆ)との知略の応酬」等々、見せ場が盛り沢山だし、
“連環の計”を引っさげて、孔明に並ぶもう一人の天才軍師・龐統(ほうとう)が活躍するのもここから。
この戦いで魏国(曹操)が惨敗した事で、諸葛亮孔明が唱えた「(漢王室の権威再興のための)国家三分の計」が
現実化してゆくというワケなのですよ、みなさんッ♪
※…くどいようだけど、映画「レッド・クリーフ」の事は知らない。しかし、横山光輝・著の「三国志」は、
ハンパ無く面白い。(←サビぬき。の心)