探偵チームΚΖ−小説見せ合いをしましょ!

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79:なつめ◆Gk:2016/09/13(火) 16:46 ID:MUk

続きいきまーす!
*********
【絆は知っている】No.2
~よかった~

黒木side
病院に着いた。
しかしアーヤはまだ目覚めない。
ICUにはいった。
俺らは待合室へ向かった。
誰も、一言も話さない。
それほどアーヤは大切な存在だった。
死ぬなんてありえない。
きっと、戻ってきてくれるさ。
「立花彩さんの友達の方ですか?」
看護師さんが近づく。
「はい。」
「病室に入られたので、面会大丈夫です。
部屋は502です。」
若武、七鬼、美門がすっとんでいった。
「しかし、、まだ、目が覚めておられません。それと、保護者様は、まだ、、、?」
「ここです。」
アーヤのお母さんの声が後ろの方で聞こえた。
「お話がありますので、こちらへ。」
そう言われて、奥へいった。
俺もアーヤの病室に向かった。
アーヤの周りには痛々しいほど管やら
何やらがついていた。
みんな固まっている。
アーヤ、目覚めてくれ!

上杉side
俺は気になって立花の母さんのあとをつけた。
そして、話を盗み聞きした。
悪いとは思っていたが、気になって仕方なかった。
「〜〜〜です。」
くそ、医師の声が聞こえねぇ!
「がん!?!?」
立花の母さんの驚く声が聞こえた。
え、がん?
立花は、がん、なのか?
「………はい。お願いします。」
「それでは明後日で。」
「はい。わかりました。」
くっそ!何をするんだ?
聞けなかった!
でも、がん、、、。
日本人の死因No. 1のウイルスだ。
俺はフラフラとしながら立花の病室へ戻った。
「上杉!!どこ行ってたんだよ!?」
「………がん。」
「へ?!」
「がんなんだっ!立花はがんなんだよ!」
訪れる沈黙。
「アーヤが、がん、、、」
信じれないと言う顔がそろう。
「俺だって!俺だって信じたくなかった!」
みんなが呆然としていたら、
立花の母さんが部屋にはいってきた。
「みんな、ごめんなさいね、迷惑かけて。」
「っ!ぜん!ぜん!です。………」
若武は答えたものの、どう質問しようか
迷っている。
「あの、彩さんは、どうなんですか?」
黒木が聞いた。
「あぁ。がんらしいわ。」
みんながうつむく。
「でもね!良性なのよ!だから明後日、
手術するのよ。心配しないで!」
顔があがる。
「「「よかったぁー!!!!!」」」
みんなの顔に安堵がもれる。
まじ、よかった。
俺は立花に近づき、髪の毛をすくう。
よかったよ、、、
そのとき、立花の目が開いた。
「う、うえ、すぎ、く、ん?」
!!!!
「そうだ!上杉和典だ!
おいっ!ナースコールおせ!」
医師と看護師がはいってきた。
いろいろと確認し、出て行った。
1人の看護師が、
「大丈夫ですよ。落ち着いています。」
と言って出て行った。
よかった。ほんとに、よかった。
みんなの目が潤む。
目覚めて一番に俺の名前を呼んでくれて、
ありがとな。。。。

アーヤside
重い瞼をあげた。
すると上杉くんの顔。
よかった。死んでなかった。
みんなを傷つけずに済んだんだ!
よかった。神様、ありがとうございます!
そして、上杉くん。
そんな、泣きそうな顔、しないで。
君が好きだから。
君が、泣くと、私も泣いちゃうよ。
生きていて、よかった。
上杉くんにまた会えてよかった。
みんな、笑って!
私も、笑うよ。


次回予告〜
アーヤの手術日ついに到来!
がんばれ!アーヤ!


*********
みんな、感想よろしく!!


ゆもん♪◆ws:2016/09/13(火) 17:57 ID:m/g [返信]

おー!
アトバイズ
、が多いね!
うーんと、この、が3つ異常になったら
…の点に変えた方が良いかも!


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