【梅の花が咲き始めたね】No.three
アーヤside
このままだと、きっとKZのみんなに迷惑をかける。
捜査だってまともにできないかもしれない。
それなら、私がしなければならないことは、
ただ一つ。それは…
「みんな、ごめん。私、KZ抜けるね。」
シーン…
あれ?みんな、反応、ナシ?
と思った矢先、若武が叫んだ。
「はぁ!?お前、KZが生き甲斐じゃなかったのかよ!?」
そうだよ。生き甲斐だよ。
でも、私はもう、生きられないんだもん。
生き甲斐なんてあるわけない。
「若武センセ、落ち着けよ。」
そう言って黒木くんが哀しみに溢れた瞳を私に向けた。
「アーヤ、理由、教えてよ。」
私は迷った。正直に言うか、言うまいか。
「アーヤ、僕たち、アーヤいないと、悲しいよ。」
こ、小塚くん。
でも、どちらにせよ、私はいなくなる。
みんなを、悲しませる。
そう思うと、涙が溢れて、溢れて、
止まらなくなる。
私はその場にしゃがんでしまった。
「アーヤ、1人で苦しむなよ、仲間だろ?」
わ、かたけ…
「久しぶりに気が合うもんだ。立花、どうした?」
う、えすぎ君…
「心の友を苦しませているものは、何?」
た、すく…
想いが、乱れて、乱れて大きな渦を作る。
みんなに支えられれば支えられるほど、
悲しみは溢れて、カフェテリアの床を
水で濡らしてゆく。
言った方がいいのか、言わない方のがいいのか。
どっちにしたって、みんなが悲しむのは
目に見えている。
あぁ、神様はどうしてこんなにみんなを苦しめるの?
その時…
ドクンと心臓が変な音を立てた。
それを機に脈は早くなっていく。
あ、ダ、メ…
みんなに、ばれてしまう。
倒れ、たく、ない。
今すぐ、消えて、治って!
みんなに、迷惑をかける。
そんなの、絶対に、ヤダ……!
でも、そんな思いも虚しく、私の体は傾いだ。
見える景色は、私を心配そうに、慌てる、
みんなの姿だった。
その時、ふと意識が途切れた。
うわぁぁぁなんじゃこりゃああああ上手過ぎんよぉ!
って私も小説更新しなきゃやばいわ。
前スレから更新してないやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいy((強制終了☆