聖織の小説楽しみだな〜!♪〜(´ε`")
今から書くぜよ‼←
>>326
うへぇい!棗おっひさ〜(*´ ꒳ `*)
あ、主です。聖織(せおり)に変えたっす。
了解!没収悲しいよね....。
また来れる時来ていっぱい話そうね!都明利と梨奈晴にもよろしく言っといて!
続き↓
『紫陽花は知っている』
3.女性の正体は?
私たちは応接室から外へ出るとき、執事らしき人に質問した。
「あの、ここに女性っていませんか?小塚が前来たとき、見たっていってたんです。紫陽花のことも聞いてみたいし、お会いすることってできないんですか?」
口を開いたのは上杉君だった。
若武がムスッとして呟く。
「なんだよ。俺の方がうまく口説いてやるのに!」
あぁ、将来の詐欺師だもんね。
執事さんは眼鏡を押し上げる。
「えぇ、お嬢様が一人、いらっしゃいますよ。ですがお嬢様はご病気のため、そう簡単には面会できないのですよ。」
病気かぁ.....。
小塚君がぽつりと言った。
「そういえば僕が見たときも、顔色悪そうだったかも....。」
ふぅん。
「名前は、なんて言うんですか。ついでにあなたの名前もお聞きしておきたいのですが。」
またもや上杉君が冷静な口調で言った。
「お嬢様は、雨宮藍(あまみや あい)様です。私は、紺野智紀(こんの とものり)と言います。」
藍さんに、紺野さんか。
私は事件ノートにメモをした。
庭に出ながら、紺野さんは寂しそうに上を見上げた。
「藍様は、紫陽花が大好きでした。でもここのところ、紫陽花は虫食いがひどくて。おまけに雨宮家も近頃色々ありまして....。」
そっか、それで藍さんは体調を悪くしたのかも。
「僕、この紫陽花を必ず元に戻します!」
小塚君が張り切って言った。
やっぱり小塚君って、優しいなぁ。