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第9話
雪side
「うわぁ…」
「え…?」
これ若武と上杉君!?
「「なんだよ。」」
「えっ!!まさかアナ雪でくるとは......」
と、ゆもん。
そう。二人が女装した服は、若武がアナで、上杉君がエルサだった。
「だって他はギャルとか、ゴテゴテのお姫様の服で、俺の中で良いのなかったんだよ!」
と若武。
「プッ、若武、上杉超似合ってるよ。」
翼がニヤッとしながら言った。
「「テメェ今、笑っただろ。お前がやれって言ったくせに何笑ってんだよ。」」
「まぁまぁ。私達から見ても可愛いと思えるくらいなんだから。」
と、杏莉が褒めて?いた。
「そうだよ。今度デート服っぽくして街を歩いたら、ナンパされるかもよ。」
葵が言って、彩葉も、
「そうそう!それでKZのみんなで歩いたら分かんないよ。」
と、のっていた。
「おい!マジでふざけんじゃねーぞ。」
と若武か言ったけど、そんな格好してるので、みんなで大爆笑‼
そろそろかわいそうに思えてきたのか、
「よし!そこらで若武たちをいじるのはやめて、次へ行こー‼」
とみーこが言うと、若武が、
「助かった。」
と、安堵の息を漏らしていた。
そこへ、
「でも、本当の女の子から見ても女子に見えるなら、変装して偵察するとき、便利だね。」
と、小塚君がフォローをしてくれた。
それにのるように、
「ホントだ!!」
と怜も言ったので信用したのか、
「確かに!!これは使えるぞ!今度使ってみるか。」
若武が言うと、
「ふざけんな。俺はやんねーぞ。」
と、上杉君が即拒否していた。