>>18
ありがとう♪
ーーー
今でも、吐き気がする。
忘れもしない、小学1年生の時_______。
『 立花さん?何で、急にそんな点数を取れたの? 』
不思議を通り越して、怪しんでる先生の顔。
別に、私は悪いことなんてしてなかった。
唯テストで、100点を取っただけ……。
みんなと違うって事、気付いてたから黙ってた。
態と、間違えていた。
それだけの事。
でも、先生は私がカンニングしたって疑った。
私には、そんな事する理由もなかった。
悔しかったけど、我慢した。
それから……
私がカンニングしたって事は、先生誰も言ってないのにクラス中に、学年中に広まった。
今考えても、気持ちが悪い。
あの時の、みんなの顔、表情、言葉…
『 立花さんって、サイテーなんだぁ! 』
『 もう友達じゃないからねー! 』
『 カンニングって、人としてサイテーな行為なんでしょぉ?ママが言ってた! 』
毎日、毎日………。
ママには、言わないであげるって、先生言ってた。
でも、私は"ありがとう"って言えなかったし、思えなかった。
悔しい思いで一杯だった。
_______あれから、私は友達を作ってない。
苦い思い出で、溢れていたから。