『嫉妬』
作・名無しのKZ好き
「どうしたの、翼」
ムスッとした顔で彼女を見つめる。
頬を膨らまし、いじけたように言葉を口にした。
「今日アーヤ、七鬼とすごい距離が近かった……」
俺が言いそうにない言葉に困惑するアーヤを見て、多少大人気ないとは思うものの、今日はさすがに我慢できなかった。
「あんなに近くで話す必要性って、なんでしょ。アーヤは危機感なさすぎるんだよ」
もちろん、今日のことだけでいじけているわけではないということは、アーヤも分かっているようだった。
KZはアーヤ以外は男ばかりで、思わず妬いてしまう場面は山ほどある。
それもしっかり理解していて、受け止められているつもりだったんだけどな……。
「ごめんね、翼」
優しく頭を撫でられて、こんなに醜い嫉妬を受け入れられちゃうと、自分が恥ずかしかった。
「ううん……、俺こそごめん」
頭の上に乗った小さな手に自分の手を重ねる。
すると、彼女はそのまま顔を近づけて、俺に一瞬口付けをした。
「えっ」
「一番好きなのは翼だよ」
……いつも照れてそんなこと言わないくせに。
顔が熱くなるのを感じた。
-END-
ご無沙汰しております!!
少しリアルがドタバタしていて、なかなか書く時間がなくて、、。
時間がない中で書いたものなので、かなり簡単な美彩です、ちなみにわたしの推しCPは美彩と砂彩です!みなさんはどうですか?
>>24みかんさん、わざわざレスありがとうございます!忘れられていなくて嬉しかったです!
これからものろのろマイペース亀更新&低クオですが、ごゆるりとお付き合い頂けたら泣いて喜びます☺