♢ ゆうへ ♢
昼の喧嘩、まだ仲直りしてないね。
あれは私が悪かったかもしれない、ごめん。
ゆうはゆうなりに頑張ってるってこと知らずに口出しして申し訳なかった。
お母さんも今日は仕事やったし、ちゃんとやらんとって思って空回りしてました。
段々喧嘩の内容はそれていって、普段から思ってる事バーッと言っちゃった。
ごめん、ゆうも傷ついたよね、本当ごめん。
それで喧嘩はヒートアップしていきました。
でも、あんたが最後に言ったこと。あれは、絶対に言ったら駄目。
相手が誰であろうと絶対に言ったらあかんことなの。
いっちゃんが天国逝ってまったとき分かったやん。
だからあの言葉をあんたが言った後に、ずっと黙って聞いてた兄貴が怒鳴ったやろ?
「 絶対そんなこと言ったらあかん!姉ちゃんに会えんくなるんやぞ!? 」って。
あんなにりんが怒った所を見たのは、私も初めてです。
それだけ言ってはいけないことを言ってまったってこと、ゆうなら分かるはず。
いつもあんなに優しくてへらついている兄貴があんなに怒った理由、
何を言われても言い返す姉ちゃんがあの言葉を聞いたとき固まった理由。
それを全部踏まえて、仲直りしたい。
直接言うけど、ここでも謝ります。ごめんね。
姉より