お姉様、唇が切れちゃうわ
( 目を避けられてもなおのことじぃっと見つめるとぎゅっと強く唇を噛み締める彼女が目に入り。本を床に雑におき愛しい姉に駆け寄って、ちょっと背伸びをし、彼女の今にも血が出そうな唇をそっと人差し指でなぞってから、安心させるように微笑み。例えカーペットであってもお姉様の血をあげないわ、だって、私の、私だけのお姉様だもの、なんて考えながらぎゅっと抱きつき。何をしていたのかと聞かれれ少し体を強ばらせるものの、彼女から離れていつもの笑顔を浮かべながらそっと静かに下記を告げて )
昔アルテミスお姉様と一緒に読んだ、童話を…探していたの
>>8 * アルテミスお姉様