( / わーい初回が投下出来る!! 也だ!!!! おヒマな方は是非、。 )
( 日はもう2時間ほど前に暮れた。じゃり、ともかり、ともつかないような音を立てて鍵穴から鍵を引っこ抜いた途端、首の後ろを一匹の虫が横切った。ひっと首筋を縮め、耳をばっと塞ぎ、ぶぅん、という羽音が頭から離れるまで、そうやって鍵を握りつつドアの前で突っ立って。10秒ほど経つと、ぎい、虫の通りすぎた方を睨み。勿論そこに先ほどの虫はいない。はあ、と溜息をつけば、鍵をスカートのポケットにするりと滑り込ませた。バーに行く日曜の夜に、こないに憂鬱になったんは久しぶりかもしれんなあ。せや、気晴らしに誰か一緒に飲もーて誘おか、。そう思えば、先程とは打って変わってふふふと微笑みだし、小さくスキップ。まさにるんるんるーん。誰と行こうかなあ、悩んだ末あるマンションの一室で立ち止まれば、あなたの部屋の戸のチャイム鳴らし。それが合図だったかのように、相手の応答も聞かぬまま、言葉は口から流れて )
なあなあー、わたしやでわたし。玉之江。今日、一緒に飲みに行かへんか? 、おーい
>> その部屋の住人の皆様へ、。
( / わたしもオムライス食べたいので絡ませて頂きます~( じゅるり、あへへ ) )
お、莉汰くんや
( 階段を下った先、見慣れた金色の髪。サンダルの底がこつこつ、とリズミカルに2階から地上へと下る途中、階段の手摺から顔を覗かせにかりと笑みを浮かべれば上記。こちらを見たかは構わず、折り畳んだエコバッグを持っていない方の手をぱらり振るとだだだと階段を下りきり。すすーっと自然に彼の横並べば、お顔覗き込んで。そういえば、体を傾けるだけで相手の顔が覗き込めるなんて、久しぶりな気がする。それは相手の背が高いからだね。にっと笑い、下記問えば首傾げて )
どっか行くん?
>>40 : 莉汰くん