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64:豆ドラ:2018/02/12(月) 20:03 ID:a.c

画像
https://i.imgur.com/6ntid5X.jpg

メレシー

元名
メレシア・クリアリア(Meresia Clearea)

言葉
「A wonderful nightmare is presented for you.」

特徴
・メレシーには人をこ ろす力がありません。しかし、後ろのゴースト(リューメ)によってメレシーが触れた人間は痙攣を起こし臓器や血を吐き出しながら死んでしまいます。
・リューメは元はただの人間だったが過去にトラブルがあり死んでしまいメレシーに取り付き苦しめている。
そしてリューメはポルターガイストも起こす幽霊でもある。



性格
・とても大人しく静かな子
・笑った顔はまだ誰も見たことがない
・フラクチャーが親のような存在、どこに居ても一緒であることが多い。


生前の姿
・茶色の長い髪、二つ結び
・目は薄い青
・性格は明るかった


メレシーはとても裕福な家庭に育てられた一人っ子の小さな幼い女の子でした。
母親はとても優しく周りからの評判も良く、父親は大手企業に務める社長で何一つ不自由のない暮らしをしていました。
周りからは「理想の家族」と言われるほどでした。
しかしそれは外見だけの話でした。
メレシーの母親は父親に不満があり夜中まで罵声を浴びせられていた日々だったのです。
メレシーはそんな光景にとても怯えていました。
いつか自分まで巻き込まれるのではないか、巻き込まれてしまったら正気ではいられないと思ったからです。
メレシーという名は親が愛を込めて略している名前だけであって本名ではなく、本当の名前はMeresia clearea(メレシア・クリアリア)という名前でした。
最初の頃は父親母親共に「メレシー」という優しい名前で呼んでくれることが、しかし今は名前を呼んでくれません。
ある日を境に母親はストレスによりメレシーに暴力を与えるようになりました。
風呂場に連れていき熱い熱湯を浴びせたり、暗い部屋に何日も閉じ込めたりしました。
そしてある日、メレシーが唯一落ち着ける睡眠の時間帯にそれは起きました。
母親がメレシーの部屋に入ってきたのです。メレシーが驚いていると母親はメレシーの腕をベッドの柵に縛り付けました。メレシーは痛くて泣き叫びました。
母親はそのキンとした声に更に怒りを覚え、メレシーの顔に枕を思いっきり押し付けました。
しかしメレシーは必死に抵抗しました。すると母親は近くにあったペットボトルの水をメレシーを押さえ込んでいる枕に染み込ませました。
するとメレシーはより激しく苦しみ足をばたつかせました。
痛くて苦しくて悶えたメレシーは徐々に意識が遠のきそのまま死んでしまいました。
母親はその後メレシーの死体をベッドに隠すように放置をしました。その姿はまるで寝ているような姿でした。
その後父親が帰ってきてメレシーのことを聞きましたが母親はメレシーは風邪をひいてしまってしばらく部屋にいさせることにすると嘘を言いました。
しかし何日も何日も部屋から出てこないメレシーを心配した父親は母親が出かけた隙を狙ってメレシーのいる部屋のドアをノックしました。しかし返事がなく、ドアを開けようとしたら鍵が掛かっていて開けることができませんでした。
とても心配になった父親はドアの鍵を壊し入りました。
するとその部屋からはなんとも言えない腐敗臭が臭ってきました。父親はその臭いに顔を歪めながらメレシーのいるベッドに近づきました。するとメレシーは白目を向いていて口から泡を吹いて死んでいたことに気づきました。父親はびっくりして後ずさりすると、その後ろには買い物から帰ってきた母親が立っていました。そしてその母親の手にはナイフが握られていました。
メレシーのお母さんは、その光景を見てしまった父親もこ ろしてしまおうと思ったのです。
父親は恐怖で腰が抜けて動けなくなってしまいました。母親が父親をころそうとした時急に母親が座り込み苦しみ始めました。
すると目から血が流れ始め、口から臓器が出てきて、そこで母親は痙攣しながら死んでしまったのです。
父親が怯えて混乱していると死んだ母親の近くにはメレシーがいました。その後には黒い幽霊がメレシーを取り囲むように取り付いていました。
メレシーは父親の方を振り向くと笑顔で笑い消えてしまいました。


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