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65:豆ドラ:2018/02/12(月) 20:10 ID:a.c

画像
https://i.imgur.com/wLnTHAR.jpg

名前:ミピ

性格はとても優しいが、覚醒をするととても凶暴で荒々しくなる
強がり
初めてあった人にはほぼ無感情で接する

mipiは生まれつき病気がありました。
それはアルビノという病気です。
mipiの髪は周りのみんなと違って白色、目は真っ赤な赤色をしていました。
そのせいでmipiは周りからからかわれました。
「おばさんみたいだな!」「やめろ!近づくな!病気がうつる!」「あいつはゾンビだ!」
たくさんの人達から言われていました。
mipiはまだその時は6歳の時でした。
なので抵抗することも出来ず毎日毎日泣きながら家に帰ることが良くありました。
そんな時に慰めてくれたのが優しいmipiのお母さんでした。
mipiはお母さんに周りから言われたことを相談すると、お母さんは優しくアドバイスをくれました。
そしてバカにされていた髪の毛の色はmipiの好きなピンク色に染めてくれました。
いつでも傍に居てくれたお母さんが大好きでした。
しかしお父さんはmipiが生まれても仕事の方を優先し顔を1度も見ていませんでした。

mipiが8歳になった時事件が起こりました。
珍しくお父さんが家に帰ってきたのです。
mipiのお母さんは優しくお父さんを出迎えると、mipiの元へと案内しました。
しかし、mipiの姿を見たお父さんは怒って言いました。
「なんでこんな子供を産んだんだ!こいつはすぐに死ぬのに何故産んだんだ?!」
mipiはお父さんの言っていることが理解できませんでした。
するとお父さんはお母さんに今すぐ荷物をバックの中に入れろと言いました。
お母さんが何故かと言うこと問いかけようとすると、お父さんはお母さんを睨みつけました。
お母さんは荷物を整理しバックの中に入れました。するとお父さんはお母さんの手を引き外に連れ出しました。
その時はちょうど雨が降っていました。お母さんは言いました。
「mipiはどうするの?!一人になんかできない!!」
しかしお父さんはそんなのは関係なしにお母さんを車に無理やり乗せてその家から出ていってしまいました。
mipiは捨てられたのです。しかしまだ小さかったmipiは分かりませんでした。
その後ずっとmipiは待ち続けました、ずっと、ずっと。
そして両親が出て行って数ヶ月後の事です。
朝、ニュースを見ていると目を疑う物がそこには映っていました。
「先日午後11時頃、とある森付近で車が横転しているのが発見されました。中に人が乗っていたのでしょう、しかし血痕が残っているものの死体は見つかっておらず警察は未だ捜査を続けている模様です。」
mipiはすぐにわかりました。
テレビに映っていたのは自分の両親の車で、もう両親はこの世には居ないということを。
mipiは絶望しました、今後どうやって生きていけばいいのかさえも分からなかったからです。
mipiは初めて1人で家を出ました。持っているのはお母さんの大切にしていたスカーフと帽子だけ。
雨の中ずぶ濡れになりながらもmipiは小さな体を前へと勧めました。
しかし、まだ8歳であったmipiはすぐに力尽きてしまい、道に倒れてしまいました。

目を覚ますとそこは見たこともない豪華な部屋に寝ていました。
するとドアの扉が開きました、そしてそこには2人の優しい老夫婦が心配そうに声を掛けてきました。
mipiはその老夫婦に拾われたのです。そこからmipiは優しい老夫婦の家庭に育てられ、いつしか22歳になっていました。
mipiはその頃にはファッションデザイナーの仕事をやっていました。


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