堀ちえみブログの誹謗中傷で50代主婦が書類送検された件について
少し前のネタですが、堀ちえみ氏のブログにて「しね」「きえろ」等の誹謗中傷を書き込んだとして、50代の主婦が書類送検されました。
当人は「最初からこういうことをしていたわけではなく、5ちゃんねる等の掲示板のコメントを見て堀氏にヘイトを持つようになった」そうだ。※要約
そして、どうも「しね」等書いても脅迫にはならない、他の人も書いているから良いだろうといったことを述べていました。
ここから思えるのは、ネット、メディア等の情報リテラシーと、秩序の問題、そして何より全ネット民が他人事では済まされないことだ。
今回はこれらの面から述べていきたい。
続いて秩序の問題だ。
当たり前だが、「しね」「きえろ」といった文言は誹謗中傷である。
当人は脅迫のつもりはなくても、受けとる側が脅迫と捉えた場合、脅迫となる。
十分犯罪になるのだ。
それを「他の人も書き込んでるから」では済まされないのである。
他の人が書き込んでいようが、悪いことは悪いことなのだ。
最後に、このことが全ネット民にとって他人事ではないということ。
我々もこうして、ネットで自分の意見を述べられるようになった。
もはやただのメールではなく、意見を交換し会う場、議論する場、似たような人と楽しむ場と多様化してきている。また、ネット利用者も年々増加しており、殆どの人間がアクセスし書き込んでいると見ていい。
その中には、悪意を持った人間も少なからずおり、特定の人物、人種、企業等々にヘイトを持ち、それらの評判を落とすように情報を流している。
それらの中に真実もあれば虚偽もある。それを見極めるのは自分なのである。
ネットde真実という言葉がかつてあった。
ネットを真実として見るのは良いが、都合のいい情報ばかり鵜呑みにしてはならない。
また、ネットの中でも法律は関わってくる。
他人を傷つけるようなコメントは当然犯罪になるし、今回のように特定される。
ネットだから匿名だから許されるわけではないのだ。
今回の件をネット民は他人事や遠い話としないでほしい。
自分の胸に手をあて、肝に命じてほしいものだ。