『っ…許さんぞ!我の身を忌まわしき炎で炙るなど…!許されてなるものかっ!!』
闇の表情には火が付いたかの様な怒りと殺意に満ちる…
炎で炙られた、たったのそれだけの事で
狂化、狂化、狂化…明らかな無茶苦茶を怒りのままに振り翳す
勝手な振る舞いをする災厄の聖女に、
ゲランは激しく憤った。
「お前の許しなぞ、知った事かァッ!!!
俺は俺の我を通させて貰うぜッ!!!」
そして更に斧を地面に叩きつけた。
すると、地面が大きく砕かれる。
そして、一際大きな岩が浮いた一瞬、
それを斧の側面で災厄の聖女へと吹っ飛ばすッ!!!
>>災厄の聖女