……確かに綺麗事には変わりないよ、これは貴女が優しさを持っていたから叶えられた事。ありがとうね?貴女も私を信じてくれなかったら…互いに最悪の状態に陥っていたと思う…
(あの時に手を振り払われて殺されたとしても狂気としての自分は残り続ける。それは分かっていたが、フラン本人としても狂気人格…もとい、イリアを信じていたようで)
イリア
「ぅん………」
自分の中に優しさがあったから、永遠に争い続けると言う最悪の未来にならなくて済んだ、自分を信じて良かったと言う事を聞くと少し恥ずかしそうに視線を逸らして