☆4☆いよいよ、3年生だ!☆
明日は、小学校生活3年目の幕開け。はぁ。もう3年か。あと3年ぼーっとしてるとすぐ終わっちゃうね。
そして、悠世と同じクラスになれないかな〜とお祈りをした。でも…。
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いよいよ、始業式の日!!さて、クラスの紙が配られた。どうなのだろうか。
3年1組にはいないな。3年2組は…。『14番 久瀬原 悠世』…。んで、うちは…。あ、あれ?!い、いないぞ…。3年3組か?!『1番 赤波 にか』マジかよぅ!もうサイヤク…。あんなこと言ったからだ。
神様から天罰が下った。自分最低!もう、サイヤク!神様が怒ったかのように、そのあと…。
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そのあと、地震が起きた。ガタン、グラグラグラ。「ねぇ〜怖いよ〜にか〜」「うん、怖いね…。朱莉、まあ平気だよ!」「あ、ありがとう…。」
1分弱で揺れが収まった。校庭に避難し、校長先生の話を聞いた。校長先生の話によると、
震源が近かったみたいで、津波が数センチくることになっているみたい。
まあ、数センチって言っても30センチだから平気だけどね。まあ、学校まで到達することはなさそうだ。
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はぁ。よかった〜あ、そうそう、また沙鞣ちゃんと同じクラスになれたからよかった〜!
「にかちゃん、またよろしくね!」だって!可愛い〜「よろしく!」「うん!」
「さっきは平気だった?」「うん!ありがとう、心配してくれて。」「どういたしまして!」
☆つづく☆
>>113のつづきイゴー!
やっぱり沙鞣ちゃんはやさしいな…。
まあ、クラス分かれても平気だ平気だ!って思っても、やっぱり嫌な気持ちが溢れてくるな…
なんで?どうして?我慢出来ないの?可笑しいよ?可笑し過ぎるよ?くそっ!
『ドンッ』つい机叩いちゃった…クラス全員の視線がうちに向けられた…恥ずかしいよ…
はぁ。こんなこと、しなければな。まだ幼稚だ。なんなの。じゃあ、恋なんかしなければよかった!!
『ガタン!』ついに私は立ち上がって、腕を震わせて泣いていた。「ヒグッ。あ、ああ、き、気にしないで…」
朱莉が寄ってきた。「にか、どうしたの?急に…さっきの地震怖かった?」「べ、別に平気だから…」
みんなも寄ってきちゃった…せんせいまで…「にかさん、地震は平気ですよ。」「違うの!みんな席に戻って!」
どうしよう…慌てて口をふさいだ。
「にかってこんなだったっけ?」「もう思春期?はやいね〜」
ざわざわしてきた…これは集中攻撃を受けるか…?
☆つづく☆